Lj HOME > Friendshop > さまざまな遊び心が交差する scatter brain
Tシャツをツールに自分たちの作品・デザイン・絵を世の中に発表していきたい。そんな想いから11年前にスタートしたブランド<ネイタルデザイン>。塚田浩二さんとSIMOさんは中学からの同級生で、当時から一緒に買い物へ行ったり絵を描いたりする仲だったという。時を経て、Tシャツだけではなくアパレルや雑貨を扱うブランドへと成長していった。
そして4年前店長に後藤伸介<FRANKLINS>を迎え、<ネイタルデザイン>の商品を中心に扱うお店「スキャターブレイン」を始めた。「お店の名前は“気が多い”という意味。<ネイタルデザイン>の洋服だけではなく、自分たちの好きなものを取り揃える店にしたかったんです(塚田)」。オープン当初は新宿にあったお店だが、今年に入って建物の取り壊しが決定。何気ない気持ちで始めたお店だったが、いざお店がなくなることが決まるとすぐに新しい物件を探した。そして現在の明大前にお店を構えることになる。それだけお店という箱は3人にとってなくてはならない存在になっていた。
店内には<Phatee><DOARAT><Magical Mosh Misfits><Ojaga Design>などのさまざまなブランドのさまざまな洋服や雑貨が並ぶ。多くのブランドやアーティストとのコラボ商品が多いのも特徴だ。なかには自分たちの好きなアメリカの大物デザイナーJimbo PhillipsやOpie Ortizらと直接交渉してつくったアイテムもある。
「日本人が想像できないような突拍子もないデザインだったり、面白いものをつくりたい。そういう意味でアメリカのカルチャーは参考にしていますし、伝えていきたいもののひとつです(SIMO)」。これらの想いが顕著に現れる商品には、花粉症の方を想定して作ったティッシュが組み込まれたシャツやキャップであったり、下着のブリーフをモチーフにしたウェストバッグなどがある。思わず笑えるけれど実用度も高いアイテムだ。
「<ネイタルデザイン>は環境、アート、ファッションをキーワードにしていて、デザインには動物や文化、環境問題をモチーフにしたものを多く採用してきました。ブランドを始めた11年前は環境のことを積極的に言っていく必要があったんですけど、最近みなさん意識が高いので あえて言葉にすることはほとんどないです。(塚田)」
とは言え現在も環境や動物モチーフのTシャツは多く、それらの作品がふたりの想いを代弁している。既存の概念に捕われないデザイン力とユーモア、そしてこの真面目さを兼ね備えたすべてが<ネイタルデザイン>の魅力だ。
路面店のお店は、長屋のような建物の一角にある。オフホワイトの壁、店先の緑、日差しが注ぎ木の温もりのある店内。それはなんとも心地の良い空間だ。そのせいか、新宿にお店があったときよりも女性のお客さんが増えたという。今後はこれまでのメンズアイテムに加え、レディースも展開していくのだとか。男女問わず、暖かく迎え入れてくれそうだ。
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